【初心者向け】2.通常の2人対戦との違いや気を付けること
2019年12月6日 EDH初心者向けちゃーさんは12/7前後と書いていましたが、ちょっと早いけど上げます。
あくまでも経験者の立場から初心者向けと言うことでお願いします。
偉そうなこと書いてるようですが僕はEDH上手いわけでも強いわけでもなくそこそこの年月やってるだけの経験者ですので、そこも踏まえて大目に見てもらえると…。
EDHと通常の2人構築、様々な違いがあるが違いとなる要因としては
これからEDH始める人が特に気を付けた方が良いことをあげてみる。
散々言われていることも多いがこれから始める人向けの記事と言うことで、細かく解説していく。
・戦闘ダメージや火力で勝つことが難しい
ライフが40もあるうえ、対戦相手は3人もいるため120ものライフを削らなければならないため戦闘や火力の様な「真っ当なダメージ」で勝つのは難しい
もちろん無理ではないし、統率者ダメージと言う抜け道も存在するが難易度が高いのは間違いないので熟練者向けになると思う。
・強いコンボが多い
厳密には2人構築との違いではないがカードプールが準ヴィンテージ級に広く、ヴィンテージやってる人も少ないと思う(僕もやってない)ので挙げる
強力なコンボが多いモダンやレガシーよりさらにカードプールが広いため、当然強力なコンボが多い。
さらにジェネラルがいるためジェネラルともう1枚で勝てる「1枚コンボ」等も存在する。
が、「強いコンボが多い」のであって「コンボが強い」のではないと思っている、それに関しては次の項目で…
・複数から妨害が飛んでくる
「コンボが強い」のではないと書いた理由がこれ、「強いコンボが多い」のだから(一部のブッパジェネラルを除いて)誰しも身を守るため妨害を積む
となると、2人構築と比べると3倍になる3人からの妨害を潜り抜けてコンボを通さないければならない
EDHと言えば「即死コンボですぐゲームが終わる」と言うイメージがあるが、この辺の理由から「即死コンボの構え合いで、隙を窺い続けてなかなか終わらない」と言うのが多いと思う。
・優先権が複雑
2人対戦だと「自分が優先権放棄すれば相手が持ち、相手が放棄すれば自分が持つ」だけだが多人数戦だと順番に優先権を持つことになる。
これが大きな意味を持つことも多い、分かりにくいので例を挙げると
例1)A,B,C,Dの順でターンが回っていて自分がDだとする
Aがこのまま勝ちそうな呪文(《閃光》《むかつき》《生き埋め》等…)を唱え、自分はカウンターを持っていたとする。
多人数戦に慣れていないと「あれは危険!マストカウンター!」と勢い余ってカウンターしがちだが、BとCのリアクションを見てからでも遅くはない。
BやCにしてみれば「下家であるC(もしくはD)はカウンター持ってるのか?カウンター持ってなかったら負けるし自分が妨害打つべきか?」と考えなければいけないところを「なんか知らんがDがカウンター打ってくれたおかげで、自分はリソース使わず危機は去り、しかもDのハンドからカウンターが1枚減った。なんだこのラッキー。」と言う状況になってしまう。
例2)同じくA,B,C,Dの順でターンが回っていて自分がDだとする
Aが《進歩の災い》を唱え場に出たとする、Bと自分は《師範の占い独楽》をコントロールしていたとする。
AとBは何もせず優先権をパス、手なりで「《師範の占い独楽》をライブラリートップに逃がそう」としがちだが本当にするべきか考えなければいけない。
「Bは『Dは独楽を起動するだろうからもう一度優先権が戻ってくる』と考えて優先権パスしたんじゃないか、ここで優先権パスすればBの独楽は壊せる」と考えなければいけない。
逆に自分がBだった場合、下家の2人は何か行動を起こすかどうか、つまりは自分に再び優先権が戻ってくるかどうかを考えてプレイしなければならない。
もちろん、独楽を起動すべきかどうかは盤面によって変わるが「自分の優先権をパスする」と言う行為は2人対戦以上に大きな意味を持つ事を気に留めておくといいと思う。
・1:1トレードはアドバンテージ損
2人対戦では「盤面を有利にした後、1:1トレードで盤面の有利を固定しそのまま勝つ」と言う戦術はよくあると思う
4人対戦だと自分1人に対し対戦相手が3人。誰も引き増ししなくとも1順で自分が1枚引く間に対戦相手のリソースは3枚増える。さらに順当に土地だけ置いていたとしても対戦相手のマナの増えた総量も3倍。
そんな中で1:1トレードをしていてはジリ貧になる、なのでピン除去やカウンターは決して強くない行為だ。
ただ、ピン除去やカウンター等の妨害は持っていないと負けることも多いため「負けを避けられるが勝ちを遠ざけるカード」と言う認識が大事になる。
・妨害が想像しやすい
固有色以外のカードが入れられないため、他のフォーマットのように「緑単から《四肢切断》が飛んできた」とか「青くないと思ってたら《意志の力》で打ち消された」なんてことがない
対戦相手のジェネラルの固有色を見れば何となく飛んでくる妨害が想像できる。
特にマナが立っていないときは「ピッチスペルでカラーパイから外れたスペル」なんてのは殆ど(全くかも)無いので、カラーパイに沿った妨害だけが飛んでくると考えていい。
色々書いたが、これらを常に考えておく必要はない。
ただプレイングや構築で困った時などに思い出すと今よりちょっとだけ勝てるようになる(かもしれない)
あくまでも経験者の立場から初心者向けと言うことでお願いします。
偉そうなこと書いてるようですが僕はEDH上手いわけでも強いわけでもなくそこそこの年月やってるだけの経験者ですので、そこも踏まえて大目に見てもらえると…。
EDHと通常の2人構築、様々な違いがあるが違いとなる要因としては
1.多人数戦であるなどがある。
2.ライフが40である
3.100枚構築である
4.ジェネラルがいる
5.ハイランダーである
6.固有色がある
7.統率者ダメージが存在する
これからEDH始める人が特に気を付けた方が良いことをあげてみる。
散々言われていることも多いがこれから始める人向けの記事と言うことで、細かく解説していく。
・戦闘ダメージや火力で勝つことが難しい
ライフが40もあるうえ、対戦相手は3人もいるため120ものライフを削らなければならないため戦闘や火力の様な「真っ当なダメージ」で勝つのは難しい
もちろん無理ではないし、統率者ダメージと言う抜け道も存在するが難易度が高いのは間違いないので熟練者向けになると思う。
・強いコンボが多い
厳密には2人構築との違いではないがカードプールが準ヴィンテージ級に広く、ヴィンテージやってる人も少ないと思う(僕もやってない)ので挙げる
強力なコンボが多いモダンやレガシーよりさらにカードプールが広いため、当然強力なコンボが多い。
さらにジェネラルがいるためジェネラルともう1枚で勝てる「1枚コンボ」等も存在する。
が、「強いコンボが多い」のであって「コンボが強い」のではないと思っている、それに関しては次の項目で…
・複数から妨害が飛んでくる
「コンボが強い」のではないと書いた理由がこれ、「強いコンボが多い」のだから(一部のブッパジェネラルを除いて)誰しも身を守るため妨害を積む
となると、2人構築と比べると3倍になる3人からの妨害を潜り抜けてコンボを通さないければならない
EDHと言えば「即死コンボですぐゲームが終わる」と言うイメージがあるが、この辺の理由から「即死コンボの構え合いで、隙を窺い続けてなかなか終わらない」と言うのが多いと思う。
・優先権が複雑
2人対戦だと「自分が優先権放棄すれば相手が持ち、相手が放棄すれば自分が持つ」だけだが多人数戦だと順番に優先権を持つことになる。
これが大きな意味を持つことも多い、分かりにくいので例を挙げると
例1)A,B,C,Dの順でターンが回っていて自分がDだとする
Aがこのまま勝ちそうな呪文(《閃光》《むかつき》《生き埋め》等…)を唱え、自分はカウンターを持っていたとする。
多人数戦に慣れていないと「あれは危険!マストカウンター!」と勢い余ってカウンターしがちだが、BとCのリアクションを見てからでも遅くはない。
BやCにしてみれば「下家であるC(もしくはD)はカウンター持ってるのか?カウンター持ってなかったら負けるし自分が妨害打つべきか?」と考えなければいけないところを「なんか知らんがDがカウンター打ってくれたおかげで、自分はリソース使わず危機は去り、しかもDのハンドからカウンターが1枚減った。なんだこのラッキー。」と言う状況になってしまう。
例2)同じくA,B,C,Dの順でターンが回っていて自分がDだとする
Aが《進歩の災い》を唱え場に出たとする、Bと自分は《師範の占い独楽》をコントロールしていたとする。
AとBは何もせず優先権をパス、手なりで「《師範の占い独楽》をライブラリートップに逃がそう」としがちだが本当にするべきか考えなければいけない。
「Bは『Dは独楽を起動するだろうからもう一度優先権が戻ってくる』と考えて優先権パスしたんじゃないか、ここで優先権パスすればBの独楽は壊せる」と考えなければいけない。
逆に自分がBだった場合、下家の2人は何か行動を起こすかどうか、つまりは自分に再び優先権が戻ってくるかどうかを考えてプレイしなければならない。
もちろん、独楽を起動すべきかどうかは盤面によって変わるが「自分の優先権をパスする」と言う行為は2人対戦以上に大きな意味を持つ事を気に留めておくといいと思う。
・1:1トレードはアドバンテージ損
2人対戦では「盤面を有利にした後、1:1トレードで盤面の有利を固定しそのまま勝つ」と言う戦術はよくあると思う
4人対戦だと自分1人に対し対戦相手が3人。誰も引き増ししなくとも1順で自分が1枚引く間に対戦相手のリソースは3枚増える。さらに順当に土地だけ置いていたとしても対戦相手のマナの増えた総量も3倍。
そんな中で1:1トレードをしていてはジリ貧になる、なのでピン除去やカウンターは決して強くない行為だ。
ただ、ピン除去やカウンター等の妨害は持っていないと負けることも多いため「負けを避けられるが勝ちを遠ざけるカード」と言う認識が大事になる。
・妨害が想像しやすい
固有色以外のカードが入れられないため、他のフォーマットのように「緑単から《四肢切断》が飛んできた」とか「青くないと思ってたら《意志の力》で打ち消された」なんてことがない
対戦相手のジェネラルの固有色を見れば何となく飛んでくる妨害が想像できる。
特にマナが立っていないときは「ピッチスペルでカラーパイから外れたスペル」なんてのは殆ど(全くかも)無いので、カラーパイに沿った妨害だけが飛んでくると考えていい。
色々書いたが、これらを常に考えておく必要はない。
ただプレイングや構築で困った時などに思い出すと今よりちょっとだけ勝てるようになる(かもしれない)
1.EDHの基礎ルールの確認
https://chamtg.diarynote.jp/201911262120388952/
2.通常の2人対戦との違いや気を付けること
https://edhmatsudo.diarynote.jp/201912062026476777/
3.デッキの比率
4.汎用カードの紹介
5.統率者の選定について
コメント